中途半端に哲学好きな社会不適合者のブログ

日々調べたこと、考えたことの備忘録

入社1年目。営業職を退社する今思うこと。

私は新卒入社した会社を来月の3月いっぱいで退職する予定となっています。
日本の大手企業に属する会社に入社したものの、何故退職するに至ったのかここで振り返っていこうと思います。

就活期
私は金融分野の会社に入社した絞って就職活動をしていました。理由は、ヒト・モノ・カネで回っている社会基盤の中でカネの部分が社会に与える影響が大きいと考えたからです。

というのが表向きな理由。
本当は、①シンプルにお金が好きだったこと②金融の会社にいけば自分の今後の資産形成の勉強が無料できる③色んな業種の人の話を聞く機会がある

特に③の理由が一番強かったように思います。

要するに、何もやりたいことなんかないからとりあえず潰しの効きそうな金融に入っとけばいいんじゃねー?その中で自分の本当にやりたいことを探していけばいいよねー
という短絡的な理由です。本当に何も考えていないアホです。

そして所謂、大企業という分野に属する会社の内定を頂いたのが今の会社です。
名前を言えば誰もが耳にしたことがあるような会社です。

そして入社。
入ってみれば自分がどれだけ甘い考えを持っていたのか知ることになりました。

合同研修期間を終え関東圏の部署に配属になりました。
そこで待っていたのは、就活期及び研修期に全く聞かされていなかった仕事をする部署でした。
詳しくは言えませんが、特定の業種を専門として営業をかけていく部署へ配属となったのです。

そりゃ、自分のやりたい仕事なんかほぼほぼ就けないのは覚悟していました。
(そんな説明1つも聞いてないんだが…)
説明会で全く聞かされていない仕事をしなければならない状況など想像もしていません。

そしてなにより、特定の業種を担当することで“色んな業種の人の話を聞く”という目的が早々に失われてしまいました。

とはいえ、金融は異動の多い職種です。何の気なしに先輩社員にお話を聞いてみます

私「金融って異動多いんで、“多業種に関わる”仕事に変わったりしますよねー?」
先輩「この部署に配属されたらずっと“特定業種”を定年までやるのが普通だよー。おれもそうだしー。」

なん…だと…
配属されてすぐにそんな事を聞かされモチベーションはものすごい下がります。
自分の軸と思っていた多業種と関わることができるメリットが享受されないのが確定したわけですから。
真綿の縄を首にかけたのは思えばこの時だったのでしょう。ここから自分の首をジワジワと絞めていくことになります。

ここから下に関してはまた別の機会に書いていこうと思います。

旧態依然とした日本企業
パワハラセクハラ当たり前
長時間労働。生産性皆無。
日本が衰退。それでもよくね?


営業とは詐欺まがい?

営業職としての入社でまず覚えるのは自社商材のことです。この時は必死で覚えましたとも。
そして段々業界のことを知っていく…
あれ?ウチの商材って時代遅れじゃないですか…?
これをこの値段設定にするって情報弱者しか買わなくないですか…?
日々疑問は増えていく毎日です。そんな商材にももちろんノルマが課されて